【タカラジェンヌ紹介】宝塚歌劇団雪組娘役トップスター夢白あやさんについて
今回ご紹介するのは、
宝塚歌劇団、雪組娘役トップスターの
夢白 あや(ゆめしろ あや)さんです!
雪組のトップ娘役を務める夢白さん!
男役トップスター朝美絢さんに引き続きご紹介していこうと思います
宝塚歌劇団 雪組 娘役トップスター
夢白 あや(ゆめしろ あや)さんとは?
宝塚歌劇団雪組 娘役トップスター
夢白 あや(ゆめしろ あや)さん
- 2015年4月宝塚音楽学校に入学。
(入学時の成績は4番目!!優等生トップコンビです) - 2017年宝塚歌劇団に103期として入団、宙組に配属。
組配属後1作目である「神々の土地」の新人公演で、準ヒロイン役に抜擢。
翌年の2018年には新人公演のヒロイン役を務める。
→宙組を経て、2020年から雪組に所属となる。 - 2022年 雪組男役トップスター彩風 咲奈(あやかぜ さきな)の相手役として雪組娘役トップスターに就任
- 2024年10月14日より、
元雪組トップスター彩風 咲奈(あやかぜ さきな)の後任である
朝美 絢(あさみ じゅん)と新トップ雪組コンビになる。
- 出身:東京都杉並区
- 身長:162㎝
- ニックネーム:あや、ゆめぴろ
組配属とは
各組に(花・月・星・雪・宙)に配属されることです。
宝塚音楽学校を卒業したタカラジェンヌは、宝塚歌劇団に入団し、入団後すぐに『初舞台生』として大劇場公演に出演します。
大劇場公演後に組配属をされるので、ファンとしては推している子がどの組配属になるのか楽しみです!
初舞台公演を終えて組配属後1作目で新人公演で準ヒロイン役に抜擢されるなんて本当にすごい事なんです!!
新人公演の配役が発表された当時は「大型新人がきた!!」とざわざわしてました。
イメージとしては、
事務所に入って、すぐ朝ドラのヒロインの友達役になるみたいなイメージです!(伝われ~)
入団7年目までのタカラジェンヌが、
本公演と同じ演目を上演する公演のこと。
宝塚大劇場と東京宝塚劇場で、各劇場1回ずつ上演されます。
注目されている若手が主役を務めるので、注目の若手を探すなら新人公演をチェックしてみるのもおすすめです!!
「最近この子が推されてるんだな」って分かります
新人公演は、本公演と同じ舞台セットで行われるので、新人公演出演者としては贅沢な経験です!
本役の上級生たちも新人公演を客席から観劇されるので、ド緊張でしかないと思います
夢白さんが、娘役1年目(ほぼ娘役半年目)で新人公演の突然準ヒロイン役を務められたのは改めてすごいです、、。
ここまでのプロフィール紹介で、入団当初から彼女が注目度の高い存在であることは言うまでもないですよね!
そんな夢白さんですが、、
宝塚受験をするまで宝塚を見た事がなかったそうです!
夢白さんのように元々宝塚ファンではない方が音楽学校を受験されることは、稀にあるエピソードなのですが…
宝塚受験を目指される方は、
「宝塚を観劇→憧れる→受験を決める」という流れを通っている方が多い印象です。
夢白さんの何がすごいかというと、宝塚という世界をあまり知らなまま受験し、
一発合格されたということです!
もともと海外ミュージカルが好きで、
幼いころからバレエ、高校からは声楽も習っていたので実力も十分あったと思いますが、このエピソードが強すぎて!!
ファンとしては、
「宝塚を受験しようと思ってくれてありがとう」という気持ちです!
どんな方なのかますます気になりますよね
そんな、夢白あやさんの魅力について語っていきたいと思います!
夢白あやさんの魅力ポイント
豊かな表現力と圧倒的なオーラ
2021年の雪組公演「fff/シルクロード」を観劇した際に、夢白あやさんの魅力を再確認しました。
その頃は、雪組に組み替えして1年ぐらいでまだトップ娘役ではありませんでした。
しかし、大勢いる中で「え、あの子すごい!」って何回も目で追っていた方が、偶然にも夢白あやさんでした!!
大勢の中で踊ったり、その場に立っている時でも、少しの表情の付け方や、埋もれないオーラを纏っているのがとても印象的で、
どこにいても観る人を引き付けるジェンヌさんだと思いました。
また、そのオーラは自由に操れるの?と感じるのが彼女のお芝居です。
お芝居は正解がないので人によって好みがある事が面白いなと私は感じていますが…
夢白さんのお芝居は、
ナチュラルで役になり切った、憑依したかのような演技が、個人的にとても好きなので是非お芝居も注目していただきたいです
最近は、
『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-で、フランス王妃のマリーアントワネットを好演されました。
雪組と言えば日本物の作品が得意とされているので、お着物姿でお芝居されている夢白さんも観てみたいなと個人的に期待してます
大人っぽい美しさと愛らしい姫感のハイブリッド
一見可愛らしい顔立ちで宝塚の娘役らしいのかな?と思っていたのですが、
演じる役によって儚い美しさやプリンセスのような愛らしさを感じるようになり、
幅広い演技ができる貴重なジェンヌさんだなという魅力を感じています。
最近のトップ娘役は、
可愛らしいお顔立ちの方が多い印象だったのですが、夢白さんのような大人の綺麗さも兼ね備えた娘役も新鮮でとても好きです
最近は華やかさがグンと増してきて、これからどんな娘役さんになっていくのか
魅力更新にも注目です
夢白あやさんに関して検索して欲しい作品
「BONNIE & CLYDE」よりボニー・パーカー役
こちらの作品は夢白さんが雪組トップ娘役に就任後の初作品です。
(こちらは大劇場上演作品ではないので、正確にはお披露目公演ではないです)
まずはビジュアルからご覧いただきたいです
『BONNIE & CLYDE』のポスターはこちら
「BONNIE & CLYDE」とは
1930年代、世界大恐慌時代の米国テキサスが舞台です。
この作品はノンフィクションで実在したギャングカップル「ボニーとクライド」の運命的な出会いから、2人で繰り返す銀行強盗の様子、悲劇の結末までを描いた海外ミュージカルです。
ボニー・パーカー
女優を夢見るウェイトレス。
強気で破天荒で小悪魔的魅力に溢れた人物。
窃盗罪で収監されながらも脱獄を果たしたクライドと出会い、彼に強く惹かれていきます。
ボニーという役は、「宝塚娘役」のイメージとはほぼ真逆。
言葉遣いや態度が少し悪い難しい役で、ガーターベルト姿で寝転がる場面なども!!
どうやっても下品さが出てしまう人物像そうだなと思っていたのですが、、、
下品になりすぎないギリギリの仕草や、目の表情などで小悪魔っぷりを表現した可愛らしさと強さを兼ね備えたボニーで、「夢白さん流石すぎる、、」の一言です。
トップ娘役就任後初めての作品という事もあり、きっと様々なプレッシャーもあったはずなのに、そんな事を全く感じさせない堂々とした立ち振る舞いがとても印象に残っています!
娘役でもこのジャンルは珍しいので是非検索していただきたいです!
「夢白あや ボニー 魅力」
「宝塚 夢白あや BONNIE & CLYDE」
宝塚公式インスタグラムで「BONNIE & CLYDE」をチェック
大劇場お披露目公演「Lilac(ライラック)の夢路」よりエリーゼ役
こちらの作品は夢白さんが雪組トップ娘役に就任後のトップお披露目公演作品です。
トップお披露目公演とは
本拠地である宝塚大劇場と東京宝塚劇場で、新たに就任した男役トップスターを披露する本公演のこと。
大劇場でのお披露目公演の前にやる演目を、プレお披露目公演と言います!
本拠地で公演する作品は、
宝塚大劇場で1ヶ月、
東京宝塚劇場で1ヶ月とロングランです!
エリーゼのビジュアルはこちら
(余談ですが、ポスター後ろの青いスーツは現雪組トップスターの朝美絢さんです)
「Lilac(ライラック)の夢路」とは
舞台は19世紀のドイツ。
鉄道事業の発展を夢見る貴族ドロイゼン家の5人兄弟の物語です。
ドロイゼン家の長男ハインドリヒ(主人公)は、「〜ドイツの人々のために鉄道が必要」の思いを胸に鉄道事業の発展を目指しますが、彼の前には様々な障害が立ちはだかります。
そんな中でも兄弟やエリーゼからの愛に支えられて乗り越えていく物語です。
エリーゼ
この時代では珍しく、女性でありながら
ヴァイオリン奏者として生きていこう努力する人。
聡明且つ勝気な女性であり、ハイドリヒ(主役)に次第に惹かれていき、やがて彼を支える存在になる。
宝塚公式インスタグラムで「Lilac(ライラック)の夢路」をチェック
ポスターを見て1番最初に感じたこと、、
「なんて美しいポスターなんだ」
彩風咲奈(あやかぜ さきな)さんは深いライラック色。
夢白あやさんは繊細で儚げな淡い色合いの衣装。
お二人とも似合いすぎています。
全体的に色合いが優しくライラックカラーをベースにしているのが印象的です
ライラックは、リラと同じです。
ライラックはヨーロッパ生まれの落葉花木。
ライラックという名称は英名で、
日本でも呼ばれているリラという名称は、フランスでの名称です!
宝塚歌劇団のシンボルフラワーはすみれなので、ライラックの色は宝塚にぴったりだなと個人的に思っていました
この舞台は、お芝居とショーの2本立ての舞台です。
1幕目:お芝居Lilac(ライラック)の夢路」
2幕目:ショーの『ジュエル・ド・パリ!!』
簡単に言うと、
お芝居だけで1幕、
ショーで1幕といった構成になっています!
お芝居とショーでまた全然違った一面も見られるので、宝塚のショーを皆さんに見ていただきたいです
「夢白あや ライラック」
「宝塚 夢白あや ジュエルドパリ」
夢白 あやさんの舞台を見るには? 今後の出演情報
雪組公演ミュージカル『愛の不時着』
朝美さんと夢白さんが、トップコンビになって初めての公演です。
韓ドラの代表作品である「愛の不時着」が宝塚の舞台に登場するということで、上演前から既に期待感が強く話題になっています!
夢白さん演じるユン・セリを想像したのですが、もうお似合いすぎる。
持ち前の色白さと美貌で、ユン・セリをどのように演じられているのか、、
2024年11月30日より東京で公演が始まったので、早速舞台画像や映像を見てみました!
朝美さんも夢白さんも似合いすぎで、お二人のビジュアルの良さに圧倒されました
衣装やメイクが韓国風だったことが、宝塚には珍しく新鮮でした!
雪組公演「愛の不時着」について解説した記事もあるので良ければ覗いて見て下さい
【上演会場】
- 東京建物 Brillia HALL
2024年11月30日(土)~12月15日(日) - 梅田芸術劇場メインホール
2024年12月22日(日)~12月28日(土)
2024年12月28日(土) に大阪・梅田芸術劇場メインホールで千秋楽を迎えます。
なんとその千秋楽の模様を、、
全国各地の映画館でライブ・ビューイングされるそうです
宝塚を見たことはないけど少し興味があるという方には、まず映画館で宝塚に触れてみるというのも良いかもしれません
ミュージカル『ROBIN THE HERO』
ファンタスティック・ショー『オーヴァチュア!』
作品ポスターはこちら
ちなみに、こちらの作品は男役トップスター朝美さんのトップお披露目公演です!
~ミュージカル『ROBIN THE HERO』~
イギリスが誇る伝説のヒーロー「ロビン・フッド」の物語。
朝美さんの鋭い目力がすごい、、
冒険とロマンが溢れる作品になりそうで、今からとても楽しみです!!
~ファンタスティックショーの『オーヴァチュア!』~
作・演出が三木章雄先生という事で、個人的にとっっても楽しみなのです!
宝塚歌劇団には多くの演出家が在籍し、数多くの素晴らしい作品を生み出されてきましたが、その中でも私が好きなショーを何個も作られてきたのが三木章雄先生です。
お芝居もショーも豪華作品になりそうな予感でチケット難だろうなぁ
この作品は何としてでも見逃したくありません!!
【上演会場】
- 宝塚大劇場
2025年3月12日(水)~4月13日(日) - 東京宝塚劇場
2025年5月3日(日)~6月22日(土)
さいごに
いかがでしたか?
今回は雪組娘役トップスター、
夢白 あや(ゆめしろ あや)さんについてご紹介させていただきました!
愛の不時着のお稽古レポートで、
雪組トップスターであり相手役の朝美さんから、
「あやちゃんの元気さと体当たりの感じが面白くて刺激的」
「あやちゃんには暴れていただいて」
と言われていたのが微笑ましかったです。
それだけ彼女が真っ直ぐで、努力家な方なのだなと思ったのと、今回改めて彼女について解説して、魅力を再認識しより好きになりました!
この記事をきっかけに、夢白あやさんをチェックして下さると嬉しいです!
次のジェンヌさん紹介もお楽しみに~