【タカラジェンヌ紹介】宝塚歌劇団星組トップスター礼真琴さんについて

今回ご紹介するのは、
宝塚歌劇団、星組男役トップスターの
礼真琴(れい まこと)さんです!
礼真琴さんは、
雪組男役トップスターの朝美絢さんと同期で、
95期の首席として宝塚歌劇団に入団されています!

一体、どんな方なのか気になりますよね
今回は礼真琴さんについてご紹介させていただきたいと思います!
他組のトップスターさんも
ご紹介させていただいております!
ご興味のある方は是非覗いて下さい




花の95期で首席入団のすごさを伝えたい!
礼真琴さんのプロフィールをご紹介する前に、
95期がどれほど凄いかを解説させて下さい
トップスターが誕生しない期もザラにあるのですが、95期生はトップスターになっている数が多いです!!
男役トップスターを5組全組
花組:柚香 光(ゆずか れい)
2019就任→2024退団
月組:月城 かなと(つきしろ かなと)
2021就任→2024退団
星組:礼 真琴(れい まこと)
2019就任→2025退団予定
雪組:朝美絢(あさみ じゅん)
2024就任
宙組:桜木みなと(さくらぎ みなと)
2025就任予定
娘役トップスターを3組
月組:愛希 れいか(まなき れいか)
2012年就任→2018年退団
星組:妃海 風(ひなみ ふう)
2015年就任→2016年退団
宙組:実咲 凜音(みさき りおん)
2017年就任→2016年退団
合計8名のトップスターを輩出しました。
1つの期で、ここまでトップスターが誕生したのは異例で、史上最多の記録となりました!
この猛者集団を押さえて、
首席入団されたことは本当にすごい、、
(少しでも伝われば嬉しいです!!)
では仕切り直して、、
礼真琴さんについてご紹介したいと思います
宝塚歌劇団 星組 男役トップスター!礼真琴(れい まこと)さんとは?
宝塚歌劇団星組 男役トップスター
礼真琴(れい まこと)さん
- 2007年4月宝塚音楽学校に入学。
- 2009年宝塚歌劇団に
95期として首席で入団、星組に配属。
(伝説の95期の中で首席入団されました!)
2013年「ロミオとジュリエット」で
新人公演初主演。
その後も3度に渡って新人公演主演を務めました!
(若手時代から大注目のジェンヌさんでした) - 2019年10月14日付で
星組トップスターに就任
相手役には102期の舞空瞳が選ばれ
“ことなこコンビ”と称される - 2025年『ANTHEM-アンセム-』で
現役タカラジェンヌとしては史上3人目となる日本武道館コンサートを開催 - 2025年 8月10日に東京宝塚公演をもって退団予定
- 出身:東京都江戸川区
- 身長:170㎝
- ニックネーム:まこっつあん、こと、こっちゃん
礼さんを初めて認識したのは、2010年に星組で上演された「ロミオとジュリエット」でした。
この時に礼さんは、
作品の中でとても重要な”愛”というお役を
入団2年目で大抜擢されました!
そこから3度の新人公演主演、バウホール主演
他にも数々の作品で主演を務め上げ、
みんなが予想していた通りハイスピードで星組のトップスターに就任されました

ことなこコンビの余談
「ことなこ」の
“こと“は、礼真琴さんの琴(こと)
“なこ“は、舞空瞳さんの愛称
“なこちゃん”から
ことなこコンビというコンビ名が誕生しました!
礼真琴さんは95期首席入団、
舞空瞳さんは102期首席入団で
首席入団トップコンビなんです!
(最強すぎて怖い!!)
礼真琴さんが宝塚受験を決意したきっかけとは
礼真琴さんは、
元星組宝塚トップスター柚希礼音さんに
憧れて入団されました。
2005年に初めて宝塚を観劇した際に、
当時はまだトップスターではなかった柚希礼音さんに一目惚れし、
“いつかこの人と舞台に立ちたい”という
思いで宝塚の受験を決意されました!
入団後は、柚希さんが所属している星組に奇跡的に配属され、同じ舞台に立つという夢を叶えられました
配属後も、
柚希さんの役を新人公演で礼さんが演じたり、一緒にお芝居する機会が増え、
師弟関係を築かれていました
礼真琴さんの礼という名前は、
柚希礼音さんの礼からつけたそうです!
同じ舞台に立ついう夢を叶え、
憧れの人の元で芸を磨き続け、
その方と同役を新人公演で演じる。
本当にドラマみたいなお話ですよね!
礼さんがどれだけの努力されたのか、、
考えるだけで尊敬します。

礼真琴さんの新人公演に関するプチ情報
礼真琴さんは、
新人公演で柚希礼音さんの役を
5回演じています。
また礼真琴さんが新人公演主演した3作は
すべて柚希礼音主演作でした!
ここまで来たら縁以上のものを感じますよね!
入団2年目での大抜擢をはじめとし、
若手ながら注目され続け、その後も数々の作品で主演を務めた礼さん。
一体どんな魅力をお持ちなのか気になりますよね
礼真琴さんの魅力について
じっくり語っていきたいと思います!
礼真琴さんの魅力ポイント
歌、ダンス、お芝居
三拍子全てがトップレベルの礼さん。
その中でも特に知っていただきたい魅力を
ご紹介したいと思います!
- 清らかで限界知らずな歌声
- 繊細かつダイナミックなダンス
簡単に文字で説明していますが、
文章で伝えられないぐらい全てがトップなのです、、。
舞台人になるために生まれてきた?と思っています
清らかで限界知らずな歌声
宝塚ファンの間で、
“礼真琴さんの歌唱力は高い”は
“木村拓哉さんかっこいい”ぐらい
当たり前な認識です。
分かっていても観劇の度に、
どこからその声出ているの?
こんな歌い方するの初めてじゃない?
まだそんな引き出しがあるの?
と、礼さんの持つ
清らかで力強い歌声、
繊細な声質を操る高い技術に圧倒されます!
礼さんは、
歌詞のもつ意味をとても大切にして歌っているのかな、と感じます。
音程が外れないとかは当たり前のことで、、
もやはその心配する次元にはいなくて。
歌詞の発し方、表情、感情、声色など、
全て完璧なステージを見せてくれます。
(天才的なんです)
彼女の歌声はスッと歌詞の意味が伝わり、
お芝居との相乗効果で感情移入しやすく、
舞台の世界観にぐっと引き込まれます。
一度聞いたら虜になる、、
彼女の歌声を是絵陽一度聞いてみて下さい
繊細かつダイナミックなダンス
礼真琴さんは、踊りも群を抜いて技術が高いです。
幼少期からクラシックバレエを習っていた経験から、滑らかな美しい踊りはもちろん素敵なのですが、、、
ダイナミックな踊り、
男役独特の色気や魅せ方
に注目してほしいです!!
礼さんは男役の中では少し小柄なのですが、
それを舞台では全く感じさせません。
ダイナミックにキレのある踊りで礼さんを超える人はいないと思っています。
また、「男役の魅せ方が分かってるなぁ」と
毎回しっかり射抜かれているのですが(誰)
- 指先の動き
- 目の使い方
- アクセントの付け方
ただキメッキメに踊るのではなく、
踊りの強弱が兎に角、素敵です。
(力を入れる所は入れる/抜く所は抜くなど)
どんなに激しく踊ってもブレない軸、
踊る事が心から好きなのが伝わる表現など、、、
礼さんの踊る姿に、私自身いつも刺激をいただいています
礼真琴さんに関して検索して欲しい作品
今年に退団を控えた礼真琴さんも、
数々の作品に出演されてきました!
その中でも、
これは特に見てほしい!本当におすすめ!
という作品ご紹介していきたいと思います
『ロックオペラ モーツァルト』よりヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト役
礼真琴さんが星組トップスターになって初めての公演です。
こちらはポスター写真です
モーツァルトのビジュアルはこちら
「ロックオペラ モーツァルト」とは
天才音楽家であり、愛と自由を求めた
”モーツァルトの人生”を基にした
ミュージカル作品。
2009年にフランスのパリで初演され、
世界中で上演されている人気ミュージカル
日本では2013年に日本初上演、
宝塚歌劇で2019年に星組で上演されました。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとは
オーストリアを拠点に活躍していた
天才音楽家。
音楽において天才的な才能を持っており、
愛と自由を最後まで求め続けていた。
簡単に作品を説明すると、、
超自由奔放な音楽家の人生を描いた作品です。
この作品を観劇したのは、
東宝バージョンが初めてでした!
(東宝バージョンのイメージはこちら)
歴代では、
- 山﨑育三郎
- 古川雄大
- SixTONESの京本大我など
ミュージカル俳優の中でも、
特に歌唱力が高い方が演じているイメージです。
実際に観劇しましたが、
改めて歌唱力の高さに脱帽しました。
いつもの“星組 礼真琴”ではなく、
“ミュージカル俳優 礼真琴”という風に感じ。
“このモーツァルトという役は、礼真琴さんにしかできない”と思うぐらい、彼女の世界に引き込まれた作品でした。
礼真琴さんのモーツァルトが気になる方は是非検索して見て下さい
「モーツァルト 宝塚 礼真琴」
「まこっつぁん モーツアルト」
こちらは2024年に上演された
ミュージカル『モーツァルト!』の
プロモーション舞台映像です!
『ロミオとジュリエット』よりロミオ役
こちらはポスター写真です
ロミオとジュリエットのビジュアルはこちら
「ロミオとジュリエット」とは
ウィリアム・シェイクスピアの
「ロミオとジュリエット」を、
ジェラール・プレスギュルヴィック氏が
新たにミュージカル化した作品。
潤色・演出は宝塚歌劇団が誇る
演出家の小池修一郎により、
2010年に星組で日本初上演されました。
その後も、雪組、月組でも上演され、
宝塚を代表する作品の1つとなりました
ロミオとは
モンタギュー家の跡取り息子。
争い事が嫌いで純粋な青年。
キャピュレット家とは代々憎しみあってきたが、キャピュレット家の令嬢ジュリエットに一目惚れし互いに惹かれ合っていく。
礼真琴さんと作品の繋がり
礼真琴さんは、
星組で再演される3度の公演すべてに出演されています!
- 2010年:愛役
→入団2年目にしてオリジナル役に大抜擢される。 - 2013年:ベンヴォーリオ役/愛役
→2役を役替わりで出演されました。 - 2013年:ロミオ役(新人公演)
→本公演ではベンヴォーリオ役/愛役を務め、
新人公演ではロミオ役に抜擢され、
新人公演初主演を飾りました - 2021年:ロミオ役
星組では全3回上演されていたのですが、
礼真琴さんは全てに出演され、
3つの役を通して『ロミオとジュリエット』の
世界を体験されてきました。
新人公演初主演作品を、
トップスターに就任してから本役で演じるのは
なんとも感慨深いですよね…。
礼さんも当時のインタビューで、
「今の自分を育ててくれた記念碑的作品」と、
作品について語られています。
礼さんロミオは、
見た目も声もお芝居も
全てが役とマッチしていて、
本当に自然すぎるくらい自然な印象です。
優しくて可愛らしい、
そして少し寂しさを秘めた
純粋なロミオが表現されており、
礼真琴さんを語るには必要不可欠なお役です。
今回はこの2つの作品をご紹介させていただきましたが、まだまだご紹介したいので作品名だけでも書かせていただきます
- RRR×TAKA”R”AZUKA〜√Bheem〜
- 赤と黒
- 『THE SCARLET PIMPERNEL』
(男役2番手時代) - 『1789-バスティーユの恋人たち-』

礼真琴さんの舞台を見るには? 今後の出演情報
星組公演ミュージカル
『阿修羅城の瞳』
ファンタジック・タペストリー
『エスペラント!』
こちらの作品は礼真琴さんのサヨナラ公演。
つまり退団公演となります。
まず『阿修羅城の瞳』は、
劇団☆新感線の代表作の1つ。
劇団☆新感線×宝塚歌劇
初のコラボレーション作品として、
上演前から既に期待感が強く話題になっています!
ポスターのビジュアルが爆発してませんか
劇団☆新感線の作品だと殺陣も多そうなので、
今からどんな演出になるのかワクワクです!
そしてそして!!
生田先生が手がける
ショー作品『エスペラント!』
個人的にはなるのですが、生田先生は
タカラジェンが持つ魅力を引き出す力が
とても優れていらっしゃるので、
ファンとしては礼さんのラスト公演が
生田先生演出でとても嬉しいです
礼真琴さんラストステージ、、
もう見られる機会は今後ないので
是非みなさんも見に行かれてみて下さい
【上演会場】
- 宝塚大劇場
2025年4月19日(土) ~6月1日(日) - 東京宝塚劇場
2025年6月28日(土) ~8月10日(日)
さいごに
いかがでしたか?
今回は星組男役トップスター
礼真琴(れいまこと)さんについて
ご紹介させていただきました!
退団されるのはとても寂しですが、
卒業後のご活躍が今からとても楽しみです
宝塚公式YouTubeにも沢山映像があるので
是非一度検索してみて下さい!
この記事をきっかけに、
礼真琴さんの魅力が皆様に伝わっていると嬉しいです
退団する最後の日まで、
“男役礼真琴”を堪能したいと思います